カラオケ内で・・・
「はじめまして」と、頭を下げつつ、目の前にいる、どう見ても、まだランドセルが似合う、小学生にしか見えない少女に、挨拶をした。
少女は、同じく
「はじめまして、きょうは、無理を言って来ていただき、ありがとうございます」と、ペコリと頭を下げ続けて
「弥生、中学2年生、14才です。」と、続けて言った。
「じゅ・・じゅう、14才・・・」
14才と言う、年齢も凄いけれど、見た目は小学生・・・なんだか若いって「いいなぁ〜」などと、考え、動揺が隠せていないヘタレ監督に、
「はい、今年14才です!!」
「若いねぇ〜」と思わず声に出してしまう、40代のヘタレ監督なのであります、ハイ。
「弥生・・・ 弥生ちゃんと呼んでいいかな?」
「はい!!」
なんだか、とても良い子じゃないか、本当にこんな元気いっぱいのかわいい女子が、「固められたい」と、連絡した子なのか? などと、思ってしまう。
「さっそくだけど、弥生ちゃんは、固められたいとの事だけど、固めると言っても、色々な固める方法があると思うのだけど、希望などありますか?」
「えぇ〜と、固めてもらえるのであれば、どの様な方法でも、大丈夫なのですが・・・」と、続きを話すのは、ちょっと恥ずかしいという感じで、モジモジしている・・・
「んっ? なにか話しにくい事かな?」
「いいえ、そうではないのですが・・・私、固めてもらう事は、楽しみにしているくらいの変態さんなのですが、あっちの方の経験がまだ無くって・・・」と言い、頬を赤くしている。
あぁ〜、そうか、14才と言えば、まだ性的な経験をしている方が少ない世の中なので、弥生ちゃんは、「私、まだ処女なのです」と言いたいのだなと、思った。
「弥生ちゃんは、ボクの監督したAVを知っているかな?」
「はい、全部はわかりませんが、少しならスマホで見ました」
「じゃぁ、理解してもらえると思うけど、ボクの作品では、根本的に異性との、絡み、絡みってわかる?」
「はい、なんとなく・・・」
「基本的に、異性との絡み、まぁ〜、ぶっちゃけ、セックスはしていないし、フェラも無しなの、バイブや、ローター等の大人のおもちゃは
使うのだけれど、まだ経験のない子に、無理矢理、異性との絡みを要求したり、大人のおもちゃを使う事はしないので、安心してもいいよ!!」
そうボクが言うと、ちょっと安心したのか、
「私経験がないので、異性との絡みはできませんが、固めてほしい、っていう欲求があって、碇監督さんの作品を見ると、女性が物の様にされているのだけれど、男性とのエッチなシーンや、口で・・・する、みたいな行為がないので、この人・・・この監督なら大丈夫ではないかと思って、連絡したんです」
「そうなんだ・・・ ボクの作品に出演してくれるほとんどの素人モデルさんは、AVなのに、異性との絡みが無い、というのが魅力的で応募してくるんだよ!!」
弥生ちゃんがすこし、ホッとした表情を見せている。きっと、この事はかなり気にしていたのではないかと思われる。
「でも、異性との絡みというか、性行為以外なら、おもちゃを使うのでも、何でもできますよっ!」
「ほんとう〜?」
「はい、本当です!!」
弥生ちゃんがキッパリと宣言している。
ボクは、続けて、
「ガチガチに固めて、ローターとか付けて、どっかに展示して、放置しちゃうよ!!」と、すこし冗談半分で言ったのだが、弥生ちゃんの表情を見て、確信した、この子はボクの冗談を冗談とはとらえず、本気でとらえている事を・・・