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  • 弥生ちゃん [11.監督のいたずら・・・]


    どんな悪戯を実行しようか・・・
    悪戯が思いつかないのではなく、やりたい悪戯が多すぎて、迷っているのである。
    とりあえず、夕方頃までには、弥生ちゃんをバスターミナルに送っていかなければならないので、時間的には余裕なのだが、こんな凄いプレーをした後に、高速バスに乗って、さらに電車に乗り換えて帰宅できるのだろうか?
    弥生ちゃんの家の近くまで車で送っていければ、ベストなのだが・・・ 「そうだ!! グットアイデアを思いついたよ!」と、隣にいる小林に今後の行動を耳打ちした。
    小林は、コクリとうなずき、ニコニコしている。
    本当に、最低で、変態な二人なのだ・・・

    「では、行動開始!!」


  • 弥生ちゃん [10.全身が固まる・・・]


    首から上が、満遍なく塗装されてしまいました。
    まさか、自ら進んではと言え、目や口の中まで塗装してしまうとは・・・ このまま固められたら、わたしどうなってしまうのだろう、本当に大丈夫なのかな?
    「じゃあ、照射するから」と、いって碇監督さんがわたしの首から上に紫外線を照射し始めました。
    「口の中にも塗装したので、口の中も少し見たいので、唇は閉じずに、ちょっとだけ微笑む感じで、そうそう、歯も見える感じで、ニコッて感じで・・・」
    「目も、瞼は閉じずに開いたままね!!」
    「うん、いい感じ!!」

    照射はすぐに終わり、やがて、硬化が始まっていく・・・ 少し開きすぎている口を閉じようと思ったが、もうあまり動かすことが出来ない状態になっていて、瞬きも出来ない。

    わたしは、興奮のあまり、肝心な事を聞くのを忘れていた。
    今日、固められるのはわかっていたけど、その後どうなるのか聞いていないし、相談もしていなかったのです。

    今、この後の事を聞こうと思ったのだが、遅かった・・・

    もう、なにも動かない・・・

    碇監督さんに聞こうにも、唇も舌も全く動かないし、おそらく口を開けて塗装していた時に、小林さんが、飲んでも食べても大丈夫って行っていたのを聞いて、少し飲んだ、わたしも悪いのかもしれない、このために、咽の奥や、声帯も固まってしまったのではないかと・・・
    目にも塗装して固められてしまっているので、目で合図する事も出来ない、さらに、碇監督さんらしい、塗り残しが無いキッチリした塗装なので、耳の中まで塗装されてしまって、鼓膜まで固まってしまった様で、外の音が全く聞こえなくなってしまったのです。
    わたしから、二人に伝える事が全く出来なくなってしまっている。

    どうしよう・・・

    でも、すごい、すごすぎる、この状態・・・

    音は聞こえないが、目は見えているので、二人を確認することは出来るが、目(眼球)を動かす事が出来ないので、二人が、わたしの正面からいなくなると、全く何処にいるかさえわからなくなってしまう状況なのです。

    いっぽう、変態さんのお二人は・・・

    「なぁ、小林・・・ 弥生ちゃん、全身固めでも、凄いプレーなのに、本人の意思で目も、口内も固めてしまったのだけど、本人は意識がある状態なんだろ!!」
    「うん、本人の意識はきちんとあるけど、こちらに伝える手段が一切なくなってしまったというのが、現状かな?」
    「手段がない?」
    「うん、身体動けないし、口も動かない、目で合図さえ出来ない」
    「あぁ、そう言う事か!」
    「じゃあ、弥生ちゃんが、もうやめたいと思っても、こちらに伝える事が出来ないじょうきょうか、凄いな・・・」
    「まぁ、3時間で硬化の硬化が切れるので、特に問題はないだろう、わたしが自らの身体で実験した時も問題無かったから、大丈夫!!」

    「じゃあ、この会話を聞いている弥生ちゃんも、3時間で硬化が切れる話を聞けたから、安心しているかな?」と、僕が話すと、小林は「聞こえてないよ!!」って言うのである。

    「ん? 聞こえない・・・ どうして」
    「だって、碇、耳の中まできちんと塗装しちゃったじゃない、あれじゃ鼓膜にも塗装が届いて、固まってしまって、鼓膜が振動しなくなるよ!!」

    「あぁぁ〜」やっちゃったな・・・
    ついつい、いつもの金粉の撮影の乗りで、全身くまなく塗るのが当たり前になっていたから、塗り残しが無いように塗装してしまったのである。

    「じゃあ、弥生ちゃんは、今、目が見えるだけで、しかも真っ正面限定で、動けない、しゃべれない、聞こえないと言う状況か、凄いなぁ〜」

    「でも、僕たちのこの会話が聞こえないとなると、弥生ちゃんは、いつ戻る事が出来るのかわからないし、これから何をされるのかわからない状況って事だから・・・・
    「ちょっといたずらしようか!」
    「いいね!!」と、弥生ちゃんの視線が届かない所で、悪巧みをする二人なのである。

    二人が、いたずらを考えているとは知らず、弥生ちゃんは、

    「こんな状態のわたしを、どこかに展示・・・」
    「放置してほしい・・・」

    などと、妄想に耽っているのでした・・・


  • 弥生ちゃん [9.残りの塗装]


    「では、弥生ちゃんお楽しみの、全身完全硬化を開始したいと思います。」
    そう言うと、碇監督さんがわたしの、塗装していない首から上を塗装し始めました。
    髪等も特に気にする事無く、塗装していきます。

    わたし、本当に全身塗装されてしまい、固められてしまう・・・

    塗装作業をしていた碇監督さんが「小林、目とか、口中とか大丈夫だよな・・・」って質問しています。

    そうなのです、碇監督が顔に塗装をしている時、わたしは、無意識のう内に目を開けたまま、そして口も開けてしまっていたのです。

    碇監督さんが小林さんへの質問を聞いた時に「はっ」我が帰ったのですが、時すでに遅しで、わたしの、目(眼球)も、塗装され、口内も塗装中という状況でした。
    どうしよう・・・
    大変な事になってしまったかもしれない・・・
    でも、もう取り返しも付かない・・・
    やばいかもしれない・・・

    でも、以外に碇監督さんも、小林さんもあわてている様子はなく、小林さんは普通に、「大丈夫、大丈夫、全く問題有りません、飲んでも食べても大丈夫な様に作ってあるから、安心して」
    「了解!!」
    「じゃこのまま行っちゃおう!! そのまま目を開けたまま・・・」
    「そう、口も開けたまま・・・」
    「そうそう・・・」

    あぁ・・・わたしは、本当にこの二人を信用しても良いのだろうか・・・
    そんな疑問が、ちょっとだけ頭の隅をよぎったのでした・・・


  • 弥生ちゃん [8.硬化開始・・・]


    こんなわたしの状況を、判っているのかいないのか、碇監督さんが、「じゃあ、元の場所に戻って、そうそう、そこそこ、じゃあ、普通に気をつけの姿勢で楽に立っていてください」そう言いいながら、手に持った紫外線が出る懐中電灯を、わたしの塗装済みの首下から当て始め、腰元まで照射したのです。
    服はそのままなのだけど、服も固まるのかしら、等と考えていたら、照射された所が、徐々に硬化を始めてきました。

    あぁ〜わたしの上半身が、固められて行く、しかも服のまま・・・
    手首、肘、肩も動かなくなってきた、胴回りも腰を回すことさえも出来なくなってきた。 ギプスなどで、上半身を固められた感覚は、こんな感じではないか、いいや、ギプスの様に、ギプスと肌との微妙な隙間は、今回の塗装では無いので、ギプス異常だと思う、だって、物で固められる感じではなく、わたし自身が固まっていく感じなのである。

    わたしの上半身が固まり、「全く動かなくなってきた頃」を、見計らったのかの如く、碇監督さんが近づいてきて、まだ固まっていない、わたしの下半身から、華麗に下着をもぎ取ったのです!!

    本当に一瞬でした、上半身が固められ、動きが鈍くなってしまったわたしから、下着を盗るなんて・・・ ほんとうに変態さんです。

    さらにその後の一言が、凄いのです。
    「スカートの中に、下着を履いていない、ノーパンロリっ子が見たいとおもって・・・」
    「おぉ〜さすが、碇」と、小林さんまで・・・ 本当に変態さんです。

    「で、この状態(ノーパン)で、下半身も固めたいと思います!!」そう言いながら、下半身にも紫外線を照射し始めたのです。

    一分ほどで照射が終わり、5分ほど経過すると、わたしは首から下が全く動かない状態になってしまっており、さらに恥ずかしい事にスカートの中はノーパンで、のぞかれてしまうと、わたしの性器が丸見え状態です。

    首から下は、カッチカチ状態ですが、小林さんの説明だと、皮膚の感覚は残っているとの事で、小林さんと、碇監督さんが、わたしにふれると、ふれられた感覚はきちんとありました。

    「説明していなかったけど、この堅さは、ダイヤモンドクラスの堅さで、欠けることも、折れる事も無いし、ちょっとした熱にも強いから安心してね!!」と、小林さんが説明してくれました。


  • 弥生ちゃん [7.身体の一部を塗装・・・]


    「じゃあ、そのままの服を着た状態で、今日履いてきた靴を履いて、そこに立ってください」って指示され、言われるがままに靴を履き、指定された所に立つと、透明な液体をスプレーガンの銀色の容器に全部入れて、碇監督さんが、いきなり、わたしにスプレーし始めたのです・・・

    私服姿のまま、固められるのわたし?・・・
    まだ、なんの説明もされていないのだけど・・・ でも・・・ すべて説明されてからよりは、この方がわたし好み・・・
    そんなことを考えていたのですが、塗装作業は、あっけなく5分もかからずに終わりました。
    透明な液を塗装されたのは、首から下で、スカートの中にもまんべんなく、塗装されましたが、首から上はまだ塗装されていないのですが、特に何らかの変化があるわけでもなく、透明な液が固まって動けなくなる、と、いうこともなく、普通に手足が動くし服も特に変化がありません。
    透明な液は、皮膚や服に塗装されても、なんの変化も無い様です、本当に塗装されているかもわたし自身わからなくなってしまうほどです。

    「さすが、業務用の塗装に使う機械なので、作業が早くて楽でいいや、弥生ちゃんは、大丈夫? なんか身体に不都合は無いかい?」
    「はい、大丈夫ですけど・・・ わたし普通に動けますが・・・」
    「まぁ、まぁ、焦らない焦らない、これからが凄いんです!!」
    そう言いながら、碇監督さんは、後ろで、塗装用のタンクの空気弁を閉めている小林さんから、何か受け取り、それをわたしの右の手のひらに向けてスイッチを入れながら、「これは、懐中電灯の形をしるけど、普通の懐中電灯では無く、紫外線がでる電球が入っていて、この紫外線を先ほど塗装した透明な液に当てると・・・」

    わたしの右手に向けられている紫外線が出る懐中電灯と、自分の右手を見ていましたが、紫外線なので、目に見えるわけでもなく、一分間ほど照射されて、照射は終わりましたが、特に何らかの変化が・・・
    そう思った時に、その変化が始まりました。
    わたしが、望む変化・・・
    そう、硬化が始まったのです。

    わたしが望む硬化、一瞬で固まるのではなく、徐々に固まるこの感じ、好きです、大好きです。 やはり、碇監督さんはわかっているんですね、わたしの好きなシチュエーションを・・・

    そんなわたしの姿を見て、先程まで、後ろで片づけをしていた、小林さんが近くに来て話しかけてきました。
    「どんな感じ、徐々に固まるのは・・・」
    「わたしも、実験段階で経験済みだからわかるけど、一瞬で固まるのって面白味が欠けるのよね・・・ 徐々に固まっていく自分の姿を見る事が出来たり、妄想や「オナ・・」する時間がほしいと思うわけ、だから、紫外線を浴びた後に、5分ほどかけて固まる様に設定しているから、完璧に硬化するまでは楽しめるわよ!!」

    この小林さんという人は、碇監督さんのただのお手伝いさんかと思っていたが、どうやら、わたしと同類らしい・・・ そんなことを考えている間にも、硬化が続き、わたしの右手の指が徐々に動かしづらくなり、手首から先がまったく動かなくなってしまいました。
    指が普通に伸ばした状態で固まってしまったので、右では、もう物が持てなくなってしまっています。
    固まってしまった右手は、本当にカチンコチンで、目の前にあったビデオカメラの三脚を軽くたたいてみると、「カン、カン」と、木のバットではなく、金属バットのような音が鳴ります。

    やばいです、本当にやばいです・・・
    右手首だけでこんなに嬉しいのに、わたしの全身には、今、この塗装がされてしまっているのです、どうしよう、やばいです、やばいです、全身が固まったらわたし正気を保っていられるでしょうか・・・


  • 弥生ちゃん [6.固め作業前2]


    撮影場所は、わたしが考えていたような広いスタジオでは無く、普通のお部屋でした。 部屋には、暗幕が全体に掛けられていて、一面真っ黒って感じになっていました。

    「では、さっそくだけど、その服のままで、その真ん中に立ってもらえるかな?」と、碇監督さんが言ってきたので、素直に部屋の真ん中に立つと、「固められる前の姿を撮影するから、ちょっとニコッとしてそこでポーズを取ってもらえるかな」
    「はい!!」
    「いつも、撮影を開始して、途中で、あぁ〜撮影する前の状態を撮影するの忘れていたぁぁ〜 って事があるので、今日は忘れなかった」といって、碇監督さんが笑っています。
    小林さんは、碇さんの後ろで、小瓶を持って、その中身を棒で混ぜています。あれはなんなんでしょう・・・

    今日のわたしの服装は、上は白色のワンポイントが入っている、デザインTシャツで、下は膝上のちょっと短めの、水色のスカート、ソックスは普通に白色って感じです。
    碇監督さんが、撮影用に何らかの衣装を用意してくれるのかなっておもっていましたが、どうやら今日の撮影は、わたしの私服を撮影するみたいです。
    そんな、わたしの気持ちを察したのか、碇監督さんが、「本当はかわいい衣装を用意しようかと思ったのだけど、サイズ等もまだ詳しくわからないし、普段着ている服の方が、生活感がでるというか、非現実的な行為をする時は、現実感(本当)が、有る方が、なんかいいんだよねぇ〜って思うんだよ!!」
    「あっ、わかります、碇監督さんの作品で、金粉姿の女性がゲームしていたりいているのが、なんか好きです!!」
    「おぉ〜わかってもらえるとは!! うれしいなぁ〜 シュールすぎて、おかずに使えないって意見も多いけど、お客さんの記憶に残るのは、金粉で裸の女性より、金粉姿でゲームしていたり、エプロンして家事をこなしていたり、外散歩したりする方だったりするんだよ!!」
    こんな会話をしながら、わたしの私服姿を、映像と写真撮影した碇監督は、「ちょっと待ってね・・・」って言い残し部屋から出ていき、なにやら銃の様な物を持ってきた。
    わたしが、なんだろうと思っていたら、碇監督さんが説明を始めた。

    「これは、スプレーガンと言って、この銃みたいな上に付いている銀色の容器にペンキを入れて、このスプレーガンに繋がっているホースの先にエアタンクがあって、空気の力で、車なんかに、塗装するときに使う奴なのです。 ちょっと大がかりな道具なので、スタジオなんかに持ち込めないし、音もうるさいので、都内のマンションなんかでも無理なので、本日の撮影場所となっているのです!!」

    「そうなのですね・・・ 待ち合わせのバスターミナルから車で40分、さらに、未舗装の細い山道を入った所なので、ずいぶん寂しい所に入って行くなと、思っていましたが、逆に、周りに誰もいないから色んな事が、やりたい放題なんですね・・・」

    「そうそう、やりたい放題なのです!!」

    「では、弥生ちゃんお待ちかねの、この銀色の容器に今日入れるのは、ペンキではなく、これです」と、言って、先ほどから小林さんが混ぜ混ぜしていた、小瓶を碇監督さんが受け取り、その小瓶をわたしに見せた。

    小瓶は、200ml位の透明な液体が入っており、ちょっと「トロッ」と、している。


  • 弥生ちゃん [5.固め作業前1]


    碇監督さんと会った翌週、ついに私の願望を実現化する日が来ました。

    事前にメールで待ち合わせ場所と、簡単な内容を、案内する連絡が、ありました。 内容は、3時間ほど私を固めさせてほしい旨と、販売はしないけど、映像と写真撮影、それと、お手伝いとして、碇監督さんの知り合いの女性が1人同席するとの事でした。 わたしは、「特に問題はありません」と、お返事をしましたが、固める詳しい内容等は、全く聞かされていません。でも・・・ それが、逆に楽しみでもあります。
    わたしって本当に変態なのだなぁ〜と、再度自覚しました・・・

    同席する女性が居るとの事で、ちょっと驚きましたが、わたしと同じ、同姓に、わたしの「変態的な行動を見られる」、「見られてしまう」というのもちょっと興奮してしまう、シチュエーションなので、本当に今日は楽しみです。
    おそらく、碇監督さんの事だから、私か想像も出来ない、斜め上の発想で、固めてくれるのではないかと、期待に胸躍らせています。

    待ち合わせの、バスターミナルに着くと、碇監督さんと、共同背期する女性が、待っていました。

    「このかわいい子が、弥生ちゃんで、こっちの眼鏡女子が、今日のお手伝いする、小林です。」と、言って碇監督が、それぞれの自己紹介を簡単にすませた。
    わたしは小林さんに、「こんにちは」と挨拶をして、小林さんもすてきな笑顔で「こんにちわ」って言ってくれました。

    すごく綺麗な人で、眼鏡が似合い、学制の頃は、「委員長キャラ」なのではないかと思わされるすてきな女性なのだが、何故か白衣姿なのです。
    なにか、研究でもしているのか? それとも、お医者様なのか??そんな疑問が頭の中を通り過ぎたのですが、今日これからの行為が楽しみで、あまり気にしていませんでした。
    その後、碇監督の運転で、今日の固める&撮影場所まで、ちょっとした会話を楽しみつつ移動しました。


  • 弥生ちゃん [4.変態AV監督と、変態女性科学者の悪巧み・・・]


    弥生ちゃんと会った翌日から、早速、固める為の準備を進める事にした。
    どの様な材料を使用して、固めるのが良いか、石膏や、包帯などを利用してギプスの様な素材でも良いのだが、それでは、せっかくの若いおんなのこの肌が隠れてしまうのがもったいないような気もするので、肌が隠れずに固める事が出来る様な素材があれば良いのだが・・・
    そうだ、ここは、学制の頃に知り合い、現在、科学分野の最先端企業に勤めているあいつに相談してみよう。

    「お久しぶり!!」
    僕は、白衣姿の似合う四角い眼鏡女子にあいさつをしてた。

    「うん、ひさしぶり!!、碇も相変わらずって感じだな」
    「まっ、まぁ〜なっ」
    目の前にいる眼鏡女子は、僕と同じ年、生まれなのだが、まだ独身を貫いている。
    研究している内用が内容なだけに、結婚できない理由もわからなくはないが・・・
    「で、私に会いに来たというのは、また、変態的な事なんでしょ!!」
    「よくおわかりで・・・」
    そう言いながら、先日会った女の子(弥生ちゃん)の事を、彼女に話した。
    話を一通り聞いた彼女は、嬉しそうに? と言うか、よだれを流しそうな口元? で、変質者的な笑みを見せていた。
    そう、彼女も、僕と同類の変態さんなのである。

    「で、弥生ちゃんの希望を叶えるために、小林(眼鏡女子)に、協力してもらいたくて、今日相談に来たわけだ」

    「そうなんだ、了解!!」
    やはり、変態仲間は理解が早くていい!!

    「弥生ちゃんの希望は、固められる事なのだけど、僕は、彼女の肌が見えなくなるのはもったいないと思っていて、どうにかして、肌が見える状態で固めれないかと思って、小林なら出来るだろ??」

    「ロリコン命の、碇が、肌が隠れてしまう様な、固めはしたくないと、思うのは、わかるよ!!」
    「ようするに、裸のロリっ子が、全裸の状態で固められて動けなくなっている姿がみたいのだろぅ・・・」

    「そうそう!! それそれ!!」

    話をしながら、小林が棚の中から、小さな小瓶を持ち出し、僕に差し出した。
    小瓶を受け取り「これは?」と、小林に尋ねると

    「碇の望む物だよ」

    「もしかして、この小瓶に入っている透明な液体は・・・」

    そう言いながら、小林を見ると、自信満々な表情で、「その液体は、紫外線を与えることで、固まる液体で、すぐに硬化して、その後、約3時間程、持続する事が出来る特殊な液体で〜す」

    「まじ?」
    「マジ!!」

    「おぉ〜、さすが小林!!」

    「もっとほめて、もっとほめて!!」
    と、小林がニコニコしている。

    その小瓶を眺めながら、「これは、刷毛で塗るのか?それとも、エアスプレーなんかを使うのか?」
    「エアスプレーが、お勧めで、刷毛で塗ってもいいけど、厚さが均等ではないと、硬化している時間に差が生じるので、あまり厚くしすぎると、3時間以上固まってしまうから、注意してね!!」

    「了解しました!! ちょっと質問なのだけど、塗って3時間経過すると、具体的にどうなるの?」
    「だいたい3時間ぐらい経過すると、硬化の効果が切れて、普通に戻るだけで、特に、拭いたり、流したりしなくても、いいんだよ」
    「へぇ〜便利だな・・・」

    「それから、固まっている時にトラブルがあって、硬化を解除したい場合があっても、その様な液は、まだ作っていないのでありませんから、気をつけてね!!」

    「まぁ、トラブルがあっても3時間程、放置して置けば良いってだけだから、問題無いかぁ〜」
    などと、二人とも、硬化を解除できないという、危険な状態が、超危険と思っていない事によりトラブルに巻き込まれてしまうのだが、それは、また別のお話で・・・

    この特殊な液体の、硬化持続時間が、約3時間という設定は、小林らしい設定時間だと思う、なぜなら、この変態科学者、小林は、この手の変態さんが好む研究を営みにしていて、自らの身体を使い、必ず「オナ・・・」もとい「実験」をするので、ぼっち小林としては、硬化の実験後、硬化を解除の為に、人の手を借りる事が無い様に研究したのである。

    「ねぇ〜碇、ちょっとお願いがあるのだけど、これ使う時に、同席しても言い??」と、ちょっと上目遣いモジモジ系で、お願いをしてくる、白衣女子が、お願いをしてきた。

    「あぁ〜、特に問題無いと思う、弥生ちゃんもセックス以外はOKな感じだったし、でも、一応、弥生ちゃんに小林が同席する事を言っておくよ!!」
    この言葉を聞いた小林は、それは嬉しそうに飛び跳ねて喜んでいる。

    紹介が遅れてしまったが、この小林という女性をは、女性なのに、かなりの変態で、ロリ好きで、ショタ好きで、BLも好きで、逆に何が嫌いなのか知りたいくらい、色んな事に興味があり、主に研究している事も、今回の様な、変態さんが好む特殊な物を研究しており・・・ と、いうか、小林が自ら欲しいと思った物を作っている内に、それが仕事になった人間なのである。 こんな友人だから、色々相談ができるし、小林が思いもつかない様な、変態グッズアイデアを僕が提供したりするので、お互いWinWinな関係なのだ。


  • 弥生ちゃん [3.妄想、要望、願望・・・]


    カラオケ内で・・・
    「はじめまして」と、頭を下げつつ、目の前にいる、どう見ても、まだランドセルが似合う、小学生にしか見えない少女に、挨拶をした。
    少女は、同じく
    「はじめまして、きょうは、無理を言って来ていただき、ありがとうございます」と、ペコリと頭を下げ続けて
    「弥生、中学2年生、14才です。」と、続けて言った。

    「じゅ・・じゅう、14才・・・」
    14才と言う、年齢も凄いけれど、見た目は小学生・・・なんだか若いって「いいなぁ〜」などと、考え、動揺が隠せていないヘタレ監督に、
    「はい、今年14才です!!」
    「若いねぇ〜」と思わず声に出してしまう、40代のヘタレ監督なのであります、ハイ。
    「弥生・・・ 弥生ちゃんと呼んでいいかな?」
    「はい!!」
    なんだか、とても良い子じゃないか、本当にこんな元気いっぱいのかわいい女子が、「固められたい」と、連絡した子なのか? などと、思ってしまう。
    「さっそくだけど、弥生ちゃんは、固められたいとの事だけど、固めると言っても、色々な固める方法があると思うのだけど、希望などありますか?」
    「えぇ〜と、固めてもらえるのであれば、どの様な方法でも、大丈夫なのですが・・・」と、続きを話すのは、ちょっと恥ずかしいという感じで、モジモジしている・・・
    「んっ? なにか話しにくい事かな?」
    「いいえ、そうではないのですが・・・私、固めてもらう事は、楽しみにしているくらいの変態さんなのですが、あっちの方の経験がまだ無くって・・・」と言い、頬を赤くしている。
    あぁ〜、そうか、14才と言えば、まだ性的な経験をしている方が少ない世の中なので、弥生ちゃんは、「私、まだ処女なのです」と言いたいのだなと、思った。
    「弥生ちゃんは、ボクの監督したAVを知っているかな?」
    「はい、全部はわかりませんが、少しならスマホで見ました」
    「じゃぁ、理解してもらえると思うけど、ボクの作品では、根本的に異性との、絡み、絡みってわかる?」
    「はい、なんとなく・・・」
    「基本的に、異性との絡み、まぁ〜、ぶっちゃけ、セックスはしていないし、フェラも無しなの、バイブや、ローター等の大人のおもちゃは
    使うのだけれど、まだ経験のない子に、無理矢理、異性との絡みを要求したり、大人のおもちゃを使う事はしないので、安心してもいいよ!!」
    そうボクが言うと、ちょっと安心したのか、
    「私経験がないので、異性との絡みはできませんが、固めてほしい、っていう欲求があって、碇監督さんの作品を見ると、女性が物の様にされているのだけれど、男性とのエッチなシーンや、口で・・・する、みたいな行為がないので、この人・・・この監督なら大丈夫ではないかと思って、連絡したんです」
    「そうなんだ・・・ ボクの作品に出演してくれるほとんどの素人モデルさんは、AVなのに、異性との絡みが無い、というのが魅力的で応募してくるんだよ!!」
    弥生ちゃんがすこし、ホッとした表情を見せている。きっと、この事はかなり気にしていたのではないかと思われる。
    「でも、異性との絡みというか、性行為以外なら、おもちゃを使うのでも、何でもできますよっ!」
    「ほんとう〜?」
    「はい、本当です!!」
    弥生ちゃんがキッパリと宣言している。
    ボクは、続けて、
    「ガチガチに固めて、ローターとか付けて、どっかに展示して、放置しちゃうよ!!」と、すこし冗談半分で言ったのだが、弥生ちゃんの表情を見て、確信した、この子はボクの冗談を冗談とはとらえず、本気でとらえている事を・・・


  • 弥生ちゃん [2.週末に碇監督と会う・・・]


    私の妄想・・・願望欲が、頂点に達した時に偶然発見してしまった、碇監督のAV作品・・・
    すぐに監督に連絡して、今週末に会う約束してしまった、私・・・
    「私って、こんなに行動力のある子」だったとは・・・

    週末までは、ほとんど勉強に、集中できない日が続き、あっと言う間に、お約束した、週末になってしまいました。

    当日は、碇監督と、駅前で待ち合わせをしていて、その後、「喫茶店などでお話でもするのかなぁ〜」などと、考えていたのですが、カラオケなら、他人の目も避ける事ができるし、会話も聞かれる心配が無いと言うことで、隣町のカラオケへ行って、そこで色々、お話をする事ができました。